ロシアのある農家

ウラジオストク郊外に牧場を所有する友人です。
彼はコサックなので私は彼をコサックさんと呼んでます。
コサックという名前は日本で知られてますが名前だけとか独特のコサックダンスをご存じなのでしょう。コサックはロシアの侍魂を持った半軍人半農民の事でコサック人種はありません。ロシアのコサックの人達は自分たちの事を”ロシアの侍”と自慢してます。
歴史的にはロシア皇帝に忠誠をつくした人たちで射撃、馬術そして刀剣の名手を伝統的に受け継いでます。皇帝に忠誠を尽くしたためロシア革命後は大虐殺を経験しており多くのコサックが世界中に散ってるようです。

自宅のダイニング、子供は3人

コサックさん42歳。お客さんが来ると得意の剣の舞を見せてくれます。(コサックの正装姿で)

ロシアでは銃規制が日本と同じくらい厳しくなってます。以前は銃砲店で購入できたのですが今は無理ですね。30年くらい前は日本からの団体さんがピクニックと称して銃の練習に来てたそうですが今は厳禁ですので銃の練習が必要な日本の団体さん一行は目にしません。
コサックさんは生活のために銃は必要なので所持することは問題ではありません。コサックから銃を取り上げたら武器を持たない兵士になります。しかし剣術のナイフ捌きと護身術も身に着けてます。今はやりのシステマ(ロシア格闘技)はコサックが原型の格闘技です。

下記の銃の中にひょっとしたら? AK-47があります。世界で一番流通してる銃ですがほとんどが偽もの、レプリカですがこの銃はオリジナルのオートマチックだそうです。

家族を守るためには武器が必要。タイガーの中に住んでるので猛獣が多いのもその理由の一つ。

牧場と農業が仕事です。所有地の広さは・・・と聞くのは愚問ですね。土地の広さを聞いてどれくらいの値段なのかロシア人の会話ではありません。そして土地の広さを把握してないので坪面積で家の広さを考える人にはロシアは広すぎます。

週末にはウラジオストクから乗馬を楽しむ人たちが来られます。
この馬はアハルテケというお馬さんです。ただし、この馬さんは残念ながらサラブレッドの血が混じった混血馬です。ロシア女性みたいにスマートな体形、長い脚そして持久力がありグレイハウンドを連想させてくれます。一人だけの主人に忠実尽くしてくれる馬だそうです。コサックの人は”忠実”という言葉に惹かれるので侍魂を共感できるのでしょうね。

そんな牧場に日本女性が滞在しました。彼女の希望はロシアの農家の生活を体験したいということだったのですがお馬さんとの出会いで早速散歩に出かけました。乗馬は前に一度だけ経験があるそうですが素人です楽しまれてます。実際は写真には写ってませんが周りで4人の専門家が見守ってるます。

日本では乗馬ブームと言われてますが結構お金のかかるスポーツでレベルテストがありステップアップするごとに試験とお金がかかります。その間には何十時間という練習も必須です。

コサックさんのギャロップ(早駆け)が出来るまでにどのくらいの練習期間と乗馬経験が必要ですかと質問したら2時間で大丈夫という答え。日本だったら・・・
コサックは馬は家族ですので馬のすべてを理解しており馬も同じように理解してますのでコサック式の乗馬訓練を数日経験すれば立派なカウボーイになれます。

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