拿捕と連行の違い

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先月末に島根県の漁船がロシア国境警備隊により現在ナホトカに向かってるという今日のニュース。ロシアの国境警備隊は昔はKGB組織の一つでした。理由はロシアEEZ侵入・・・
ニュースのタイトルは日本船がナホトカに連行されている、以前だったら拿捕という言を使ってたので違和感を感じました。

昔は新聞でソビエトによる日本漁船の拿捕というのが結構ニュースになってたので拿捕と聞くソビエトをすぐに連想します。拿捕された日本漁船はナホトカに連れていかれてましたの初めて横浜からナホトカにソビエト船で入稿するときはほとんどが舩の客は日本人だったのでナホトカに連行された日本漁船と日本人のことを考えてシーンとした時間を過ごしたのを覚えてます。この拿捕=ソビエトというイメージを持ってる人が多いのでソビエトを嫌う理由、今のロシアにも同じ気持ちなのでしょう。

会話倶楽部をウラジオストクで始めたときに男性の日本語通訳がいました。
海軍を退役してた人だったので拿捕の事をいろいろ質問しようとしたら大笑いされました。

ソビエトの領海侵犯は法律違反なので犯罪なので捕まったらナホトカに連れていかれますので拿捕となりますが日本漁船には拿捕される船と拿捕されない船があったそうです。
キーワードア忖度(そんたく)です。

意味的には
忖度(そんたく)は、他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮することである。「忖」「度」いずれの文字も「はかる」の意味を含む。 2017年に表面化した森友学園問題と加計学園問題に際して用いられたことで、流行語として広く知れ渡ることとなった

拿捕されない船は忖度を熟知してたのでソビエト軍に見つかるとあるモノを渡せば見逃してくれるのが普通だったそうです。モノとはお金ではありません。賄賂を貰えば噂で上司が知ることになり大問題になるのであるモノを差し出せばお目こぼしがあり無罪釈放にしてたそうです。持ちつ持たれず・・・とロシア人の元日本語通訳は笑ってました。
仮に真面目に拿捕したらナホトカへ連行しその経緯を分厚い書類にまとまる必要があるのであるモノを忖度してもらえば一件落着。拿捕されるのはモノを渡さなかった船や新参者だったのではないでしょうか?と元通訳が大笑いした理由です。

 

日本では
昨年は青森でこんな拿捕事件がありました(連行ではありません)
2018年11月8日 – 
水産庁仙台漁業調整事務所は8日、青森県八戸市沖の日本の排他的経済水域EEZ) で、ロシアの大型冷凍トロール漁船が規定より細かい網目の網を使って操業していたとして、7日に漁業主権法違反の疑いで拿捕(だほ)したと発表した。

日本船が拿捕されてた時代はウラジオストクではタラバガニが釣れたそうです。ロシアの地方に行けばまだタラバガニが海岸で捕まえれる場所があるそうですしロシア人はウニを食べないのでウラジオストクからちょっとはずれた場所にはウニがいるそうです。

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